五月アゲハ

おっさんが多少は楽しく生きるための備忘録

フラクタルが面白いと思えた理由。

俺が見ているネット界隈では微妙な評価のフラクタル
微妙な評価に流されて録画したのも放置してたんだけど、見直してみたら面白かったんですよ。

なぜ面白いと思えたのか。

理由としては以下のエントリーを読んだから。
自分の息子を殺した事について語ります

このエントリーを読んで、リンク先のけいおんSSを読んだ事。
さらに自分の中に引っかかってる言葉
「テレビからは楽しいことしか見たくない」

これらを組み合わせたときに、フラクタルが微妙な評価なのかが理解できた気がします。


フラクタルが低評価な理由、それは説教くさいからではないでしょうか。
録画して連続してみた話は6話と7話。それぞれ古い物への価値を見出す、人との現実との触れ合いこそが大切、そんなテーマだったと受け止めました。
ただこれは、フラクタルの見ている人にとっては言われつくした説教であり、楽しいことではないのかなと考えます。
説教に対してまじめに聞くってのは強制力があるから聞くのであって、基本的には説教なんて聞きたくないんですよ。
ましてや無理に聞かなくていい説教ならなおさら聞く気は無いんですよ。
自分の息子を殺したことについて語りますスレでも、基本的に話を聞こうってスタンスではありません。結論から話せよと。
そらそうなんですよ、説教をここで聞かされるなんて思っても無いから。
このスタンスと同じなんだと思うんです、今のフラクタルに対するスタンスって。

楽しいアニメを見ようとしてたのになんか説教くさい。
楽しいものを期待してたのに説教なんか聞きたくない。

こう思われたのであれば、そら否定的な見方だけが残るよなぁと。
説教くさくてもいいんですよ。でも、製作者側が説教くさいアニメを作りたかったのかは、正直微妙です。あの内輪もめっぽいのを見てるとね。
説教に聞こえない説教であればいいんでしょうけど、それが出来ないのであれば説教を捨てるか、説教に徹するかしてほしかったな。
こんなこと書いてはみたものの、自分もここまで気がつけなかったのも事実。
せっかくなんで、この先は見て見ようと思いましたとさ。