五月アゲハ

おっさんが多少は楽しく生きるための備忘録

ガンダムAGEってだめな子なのか?

ちょっと気になったことがあったので調べてまとめてみる。
ガンダムAGEのストーリーの粗とかMSびみょーとかはさて置き、最近のガンダム作品と比べてストーリーの進行程度は早いのか遅いのかを比較してみたくなった。

比較対象
ガンダムSEED
ガンダムSEED DESTINY
ガンダム00 1stシーズン

ガンダム00は1stシーズン2ndシーズンとなっているが、今回は1stシーズンのみで比較。

さてガンダムAGEは現在第11話「ミンスリーの再開」まで放送済。
お話としては戦闘中に助けた山田というもう一人のヒロインチックな女の子といちゃこちゃしながら第一世代の最後の戦闘に入ろうかっていう所です。
ガンダムの主力商品であるプラモデル的視点だと、初期に出たMSはひと通りプラモ化完了。
劇中にも登場完了で後は隠し玉があるかないか。

この第11話という切り口で比較対象の三作品を見てみます。

ガンダムSEED
PHASE-11  目覚める刃
放送日 2002年12月14日
ええと、何やってたんだっけか。以下Gyao!ストアからの引用
アスランがキラの友人であるということを知ってしまうフレイ。父を守ると言って果たせなかったキラに対して、邪悪な感情が芽生え始める。一方、第8艦隊合流を目前にしたアークエンジェルに、イザークらが3機のGが襲いかかった。絶体絶命のそのとき、キラに異変が起きる。

まだ地上に降りる前ですな。キラ様が初めて種割れする回でしたっけ?
あとブリッツガンダムの透明化が出た頃でしたっけか。
毎回毎回一進一退しながらちょーっとずつ敵味方の人間関係が動いてたっけかなー覚えてないもんだなー。


ガンダムSEED DESTINY
PHASE-11 選びし道
放送日 2004年12月25日
また覚えてないので以下Gyao!ストアからの引用
プラントの最高評議会は地球軍への攻撃を決定。が、デュランダルはこの侵攻を「積極的自衛権の行使」と明言し、戦火が拡大しないよう配慮する。一方、オー ブ議会では大西洋連邦との同盟締結が決定されていた。同盟締結を止められなかったことで落ち込むカガリに、ユウナは「僕が君を支える……夫として」と告げ る。

いや、自分が情けないだけなんだけど、このあらすじ見ても主人公たちがどこにいて何やってたのかさっぱり思い出せねぇ。もう地球におりてるんだっけか。Gyao!のサイトにある画像を見る限り、まだだと思うんだけどな。
必死になって思い出すと、アスランの回りがどう変わったのかってのがちょっとわかりはじめたような、いや勘違いだろうか。主人公回りは本当にグダグダだったけど最後までだしなぁ。

ガンダム00 1stシーズン
放送日 2007年12月15日
#11 アレルヤ
粗筋を今度はバンダイチャンネルから
辛くもガンダム鹵獲作戦を退けたソレスタルビーイング。その戦闘中、敵パイロットの超兵・ピーリスと共鳴する何かを感じたアレルヤは、人革連の施設にいた 頃の自分と、それが発端で現れたもう1人の自分「ハレルヤ」のことを顧みる。そして、ピーリスとの接触で未だ超兵の実験が行われていることを確信したアレルヤは…。


ああ、ナドレが出てきた頃だ。確か双葉とかでナドレバレ画像が出まわったり直前に出たHGヴァーチェにヒントを求めたりする動きがあったっけな。
お話としては敵の方の動きが変わってきたのが印象的だっけなぁ。ガンダムに勝てない、鹵獲してみようって流れ。これが三国合同ガンダム鹵獲作戦につながる頃だっけな。


改めてガンダムAGE11話を他の三作品と比較すると、今後大きな戦いが控えているのは他の作品と共通なんです。話の進み具合ならばガンダムSEEDの方が遅く見えるくらいです。

で、ガンダムAGEに何で物足りなさを感じてたかと考えたときに、敵側の情報がまるで見えないってのが原因だと考えました。
比較した三作品では主人公側、敵側、両方の人間の動きが見えるのでお話の二面構造が出来ます。

対してAGEでは味方側だけの人間の動きになるので、どうしても見劣りするんだなぁと、ここに来てようやく気がつけました。
ただ、この味方側の人間の動きだけってのはゲーム作品ではよく見る構造ですし、他のアニメでも見る構造なんです。

そう考えるとAGEに必要なのは味方側の人間の動きなのかなぁと思えてきます。
敵側の動きが見えない以上、話を味方側の人間だけで動かすのか、それとももう一つの敵のような存在を出すことでカバーするのかって事も考えますけど、味方の人間の動きでカバーするのが得策なんでしょう。

そんなことを考えながらAGEは見てみようと思いましたとさ。